新規髙木担が初めてJUMPコンに一人参戦するまでの道程。

明けましておめでとうございます。
新年になりましたので真面目にブログを更新していきたいと思っています。

本当は2015年のうちにこの出来事を書き終えて2016年には持ち込みたくなかったのですが、遠征準備やらうちわ作成やら仕事やらを時間が無いことの言い訳にして結局書けませんでした。
ですが2015年最後に起きた最悪で最高な出来事も記録として残しておきたいので、これは2015年延長戦ということにします。



前回の記事でも書いたように、私はJUMP沼にはまったのはまだ半年ほど前のことです。
FCに入ったのも夏のツアー『JUMPing CARnival』の申込みが終了した後だったため、参戦することも出来ず、また、チケットを探してもなかなか見つからない、そして当時私をJUMP沼にはめた職場の伊野尾担(今でも同じ職場だがほぼ絶縁状態。それはまた後々。)がまだ若く、高額なチケット代を払うよりいつかまたあるJUMPコンのためにお金を取っておきたい。という考えを尊重し、チケットを探すこともやめて早くDVD化しないかな、次のコンサート決まらないかな、等と話していました。

そして突然決まった、Hey!Say!JUMP単独カウントダウンのコンサート。
寝ぼけ眼でその情報を見た私は一瞬喜んだものの、すぐにその喜びは不安へと変わりました。
先程も言いましたが成人済みだけど伊野尾担の同僚はまだ若く、きっと親御さんが遠征(しかも確実に泊まり)など許してくれないだろう。と。
その日仕事に行って同僚に会ってもなかなか言い出せないまま不安を抱えていました。
余談ですが、私は断られることが目に見えていることを話したりするのがとても苦手です。
そして自分の発言により相手を困らせてしまうのも耐えられないため、そうなるのであれば黙っておこうと思ってしまう性格です。

そして同僚が勤務終了時間前、こう切り出してきたのです。

「カウコン行きますよね?」

正直ほっとしました。自分と同じように思っていてくれたと。
でも私は不安に思っていたことをちゃんと話しました。
親御さんが許してくれないんじゃないか?
大阪だし、泊まりになるけど大丈夫なの?
答えは「まぁ…遠征したことないし、親にも話すんで大丈夫じゃないですか?てか絶対行きましょうよ!」でした。
そして私はその言葉を信じて安堵し、申込みの詳細が届くまで楽しみに待ちました。

そして漸く申込みの詳細が書かれたハガキが届き、私が申込むことにしたので念の為再度確認をしたのです。
本当にカウントダウンの公演でいいのか?
ちゃんと親御さんには話したのか?
無理なら申し込まないし、何なら30日の公演でもいいよ?と。

相手もこんなに何度も聞かれたら嫌だろうと思いましたが、これは私なりの最大の配慮でもあり、彼女への最終確認だったのです。
申し込んだ後に無理と言われても困るからね。
だから配慮でもあり、警告でもあった。
実際彼女はこの時点で親御さんには話してなく、不安を抱えたままとりあえず振り込みを完了しました。

私が何故こんなにも確認をしたか理由が有ります。
新規の申し込みは落選しないというジンクスを信じていたので、倍率が高いカウコンでもはずれる気がしなかったのです。
結果として見事に「チケットをお取りできました」のアナウンスを聞けたのでジンクス当たるなー!と正直ビックリしたのが本音ですが。

そして私が抱えていた不安は見事的中するのです。

100回ちょっとかけてやっと繋がったナビダイヤルで当選確認後、嬉しさのあまり手が震え文字を打つことが出来なかったので伊野尾担の同僚に電話をしました。

私「カウコン取れたよ!!!!!!!!!」

同僚「……えっ!?マジすか…?」

なんだよその間は!!!!!

えっ、なんで?まずかった?(いやまずかったも何も無いけど)と聞いたところ、耳を疑う発言が。



「いやー、まだ親に話してなくて(苦笑)」
「てか絶対取れないと思ってました」



(苦笑)じゃねーし。
取れないとか思ってんじゃねーし。

だからあれほど言ったのにね。
『何故だか悪い予感は当たる』ってSMAPさんも歌ってたけどほんとだな!!!!!!!!!

当選の喜びから一気に不安に飲まれた私ですが、とりあえず親御さんにはちゃんと話すように言って電話を切りました。

翌日、その出来事を仕事場の先輩(ジャニヲタ)に話したところ「やっぱりね!!!」と言われました。
先輩は伊野尾担の同僚をあまりよく思っていないのもあり、申込み前から私のことを色々心配して下さってたので、ほれ見たことか!と言わんばかりのお顔をされていました…。

数日後、その同僚と出掛ける約束をしていました。
彼女は会うなり、ちゃんと親に話した。ちゃんと説得して行ってもいいと言われた。と話してくれました。
そしてその日のうちにまだ手配出来ていなかった往復の移動手段を確保し、あとは当日まで無事に過ごすだけとなったのですが…。



ここまで不安的中しながらも回避してきた私ですが、この数週間後に本当の絶望が訪れます。



カウコンまであと半月ほどとなったある日、伊野尾担の同僚から1通のメッセージが届きました。
「大事な話があるので夜電話してもいいですか?」と。

「何故だか悪い予感は当たる」ってSMAPさんが歌ってたけど!
こんなにも当たるんですねSMAPさん!流石です!
私もSMAPとバスケしたかったしSMAP入りたかった相葉スタイルピーポーだよ!キムタクは10歳から好きだよ!

そのメッセージが来たのが夕方。
電話が来るのが22時過ぎ。
私はもう何を言われるのか何となくわかっていたので、そこから数時間絶望の淵から動くことができず、家族で夕食を食べていてもうまく会話が出来ず不機嫌だと思われる始末でした。
食べ終わった頃、もう我慢が出来ず泣きながら母親にすべて話しました。
母にはカウコンが決まった段階からずっと不安に思ってることも、その時どうなったかも話してきたので「やっぱりね」と母にも言われました。

まだ何を言われるかわからないのに私が大泣きした理由は、断られることへの不安、断られたら一人で行かなきゃいけない不安、(いい歳だけど)一人で大阪なんて行けないよ!の不安、そしてそれを上回る自分と同僚への怒りでした。

やっぱり申し込みなんてしなきゃよかった。
やっぱり信じなきゃよかった。
チケットなんて取れなきゃよかった。
Hey!Say!JUMPなんて好きにならなきゃよかった。
最終的にそこまで思い詰めました。
JUMPは何も悪くないのにね。
だからそんな風に一瞬でも思ってしまった自分が許せませんでした。ごめんねJUMPくん。こんな私だけどファン続けさせてね。

そして夜になり、彼女から電話がきました。

「本当に申し訳ないんですけど、昨日の夜おばあちゃんが脚の骨を折ってしまって…面倒を見なきゃいけないので年末は家に居てほしいと言われてしまって…」

散々泣いて腹も括って覚悟していたので泣きはしませんでしたが、あまりにも笑えない理由だったので怒りを抑えるのに必死でした。
本当におばあちゃんが骨折したのかもしれない。
私はそれを確認する術は何もありません。
疑うのも違うかもしれません。
しかし言い方は悪いですが彼女には前科が多過ぎて嘘を吐いてるようにしか思えませんでした。

怒りが口から飛び出さないように私が黙りこんでいても彼女はただ謝るだけでした。
というか正直何を言っても無駄だと思ったので何も言いたくありませんでした。
唯一聞いたのは「疑う訳じゃないけど、ちゃんと親御さんには話したんだよね?」ということ。
はい…。と言っていましたが私は信じていません。
おばあちゃんが骨折したのを確認する術も無ければ、親にちゃんと話したかを確認する術も無いのですから。
疑う訳じゃないと言いましたが疑ってしかいませんでした。
自分より随分年下の子であっても、今回の件は許せませんでした。

話していても時間の無駄なので早々に電話を切り、また泣きながら母親に話しました。
よく泣く子です。泣き虫です。母親にも呆れられました。
母親は最初こそ慰めてくれてたものの、最終的に「泣いたって仕方ないでしょ。行くにしても行かないにしてもチケットどうにかしなきゃいけないんだから泣いてる暇なんて無いでしょうよ」と言い、私に喝を入れてくれました。

それから私は少ない人脈を頼りにチケットを探してる方がいれば声を掛けてほしいと連絡し、ツイッターでも募集をして無事に同行してくれる方が見付かりました。
ちょっと笑ってしまったのがその方も伊野尾担だったこと。髙木担は伊野尾担に縁があるのかな。
その方は同僚と比べて私と年齢が近く、文章からもしっかりした大人の方であることは明確だったので決めさせて頂いたのですが、当日実際にお会いして話しても本当に優しく大人な方だったのでいい方にお譲り出来たことが今回の出来事で一番報われたことです。



さて、その伊野尾担とは現在仕事場で顔を合わせても挨拶する程度でほぼ会話をしていません。
私が彼女を信用できなくなってしまったこともあり、彼女がHey!Say!JUMPから別グループに降りたようなのでもう共通点が無いのです。
ていうか行かないって言った後に何にも悪びれることもなく私の大好きな大ちゃんのことを本気で悪く言ったからもう余計許せないのよ!(笑)



長くなりましたが無事にHey!Say!JUMP初の単独カウコン、そして初のHey!Say!JUMPのコンサート、楽しんできました。
その感想はまた次の記事で。

検索すれば本人に見つかるほど全部書きましたが、嘘偽りは無いのでバレても問題ありません。
あるブロガーさんが仰られてたので私も見習っているのですが、口に出して言えないこと、相手に言えないことは書かないと私も決めています。
読んで下さった方を不快にさせてしまう表現などもあったかもしれませんが、これが私の書く文章です。ご了承頂けると幸いです。